momo’ blog

─ 緑川光さんの作品などへの感想メインです ─

ALICE=ALICE ゲーム感想


リジェフェスでALICE=ALICEのコーナーがあったということで、
途中になって放置しちゃってた感想をまとめてみました。
少しずつ書いてたのでなんだかわちゃわちゃしてるし、
いつものように長いですけど、よければどうぞです(o^^o)
*ゲームとその付属CDの感想で、個別CDの感想ではないです。


(ゲーム届いた日、けっこう前です(^^;;)
ついにゲームですね♪
まずPCにインストールしながら説明書読んでたら、
先にCDの方を聞いてくださいみたいな感じだったので、
インストール中にCD聞いてました。
わーPCゲーム初めてで緊張します(^^;;

まずCD、いきなり登場の裏ありす君がカッコいい!
不機嫌な声で他のメンバーとしゃべってるのがまた良いです(o^^o)
内容はアリスが落ちてくる前のメンバー会議でした。
裏ありすCDの最後にアリスがおちちゃう展開になるんですけど、その続きから、
というわけでもなさそうです。
それでアリスがこっちの世界に来たらどうするかっていうミーティングです。
食べる順番決めです。
仕切ってるのが裏ありす君なのが楽しいです。
はりめぐらされる権謀術数です(笑)王様もいるのに(笑)

じゃんけんが可愛かったなぁ。
よーく聞いてると裏ありす君もちゃんと「あいこでしょ!」って言ってるんですよね。低い声のまま(笑)
筋トレ設定も可笑しかったです。個別CDではいっさい出てきませんでしたけど(笑)

(ゲームはじめ!)
ゲームってけっこうキャラが動き回るからへぇーって思いました。
あとイラスト、何気にみんなして露出高かったんですね…
帽子屋さんもあれ?おへそが…って思ってたけど、
キングなんて裸にマントですもんね!
裏ありす君は胸元はだけておへそチラ見せだし、
ていうか全員おへそだけは必ず見せてるんですよね…
でも帽子屋さんとキングはずば抜けてきわどいです(笑)
見た目だけでどのキャラが好みかというと、やっぱり裏ありす君ですね(#^.^#)
次が白うさぎ君かなぁ。ふわふわしてそう。

キャラ説明を少しだけ、ネタバレしない感じでしてみます。
ゲームは世界観をちゃんと知ってから緑川さんのキャラと遊びたいので、
裏ありす君は一番最後って決めてました。
なので攻略順はゲームでの立ち位置の順番です。

黒うさぎ → かわいい系?ラストが意外と男前。
白うさぎ → わかりやすいツンデレ。デレたら健気。
チェシャ猫 → 軽すぎると思ってたら最初から最後まで一途で健気。
帽子屋 → 一番不思議の国っぽいキャラ。見た目に反して紳士でした(笑)
キング → 怒鳴る時と弱音を吐くとこのギャップがすごい。デレると甘いです。
裏ありす → 最初からキス(#^.^#)ヤンデレがよくわからないけどずっと悪い顔してる(笑)


イラストが、最初はクセが強いなぁって思ってたんですけど、
見慣れてくると愛着がわいてきて、カワイイとか男らしいとかわかってきて、
色んな表情見せてくれるのが楽しくなってきます。
音楽もいいし、ハードな展開もしないし選択肢もわかりやすいし、
なんか気楽で楽しいです。裏ありす君以外は。
裏ありす君だけは最初から毛色が違う感じはしますけど。ラスボスだから?

黒うさぎ君はとにかく怒鳴りますね。怒鳴り声苦手です…(´・_・`)
キャラの中ではチェシャ猫と同じくクセの強い喋り方なので慣れるまでしんどかった…
白うさぎ君はとにかくバカとかクズとかけなしてくる口悪いコ。
けど真っ直ぐで素直なとこもあって、一番まともかも。
チェシャ猫は「可愛い」と「好き」をこれでもかってぐらい言ってきます。
怒りんぼさんなうさぎ達の後だからちょっと楽しい(笑)
でも始まりからこんなにラブラブでいいのかな、って逆に不安になっていきます(笑)
でもこのゲームは素直になって遊んでる方が楽しめるかなと思います。
何が起きてもいいように心にバリア張って遊ばないといけないゲームではないです(笑)
あ、裏ありす君だけはバッドエンド直行だとか思いながらラブラブを期待せずに、
どんなバッドエンドだろうと思いながら進めるほうがいいかもです。

このゲームはラブラブじゃないのにすぐ食べられちゃうから、
いっぱいリップ音聞くことになるのでイヤホン類必ずいりますよ!
ダミーヘッドだから歩き回ったり近づいたりの距離感も良くわかりますし。

ここからはネタバレもありで感想書きたいと思うので、
ネタバレ苦手な人はご注意くださいませ(^^;;







とりあえず全員の現実世界エンディングを見ましたけど、
キャラ毎になにかしら問題をかかえているので、
その歪んでねじれてしまったモノを一緒に正しい状態になおしていって、
最後はどうやって現実世界に帰るかっていう流れでした。
現実への帰り方が全員違うのは面白かったです。
恋愛をするのは現実世界へ帰ってから。
とはいうもののお食事やお茶会は普通にされちゃうんですけどね、恋愛要素なしで。
このへんの強引さが不思議の国ならではのファンタジーなのかなぁって思います。
楽しいなって思ったのが、キャラのプロフィールのところで、
色んなエンディングをクリアするたびにスペシャルボイスが聞けるようになってて
これがけっこう遊びが効いてて面白いので、全キャラの全エンディングを
クリアしたくなります(笑)
選択肢少ないしスキップ使ったらあっという間だと思いますけど、
でもこのお値段でこれだけ遊べたら良いんじゃないかなぁって。

ゲームってなんだか不思議とキャラに愛着わくんですよね。
あんなに苦手だった黒うさぎ君やチェシャ猫がかわいく思えてきちゃうんですもん。

最萌えの裏ありす君以外はまず全員Happyエンド(現実エンド)を見ました。
Rejetさんだからどんなすごいものが飛び出てくるか怖かったので…
意外と(失礼)まともなHappyエンドだったのでほんわかしましたよ(#^.^#)
裏ありす君はまずBADエンドを見るつもりで選択肢選んでいったら、
エンディングでもない中盤ぐらいからもうBADまっしぐらですね!!
でもそれは覚悟して遊んでたので大丈夫です。
エンディングは曲が流れた後に始まるはずなのですけど、
もう中盤からBADエンド見てる気分にしかならないし、エンディングも後味悪い系の
BADエンドです。誰も救われないっていう…
いいんです、覚悟してました。Rejetさんですから。
次はまた最初から現実エンド目指して裏ありす君もう一周しましたけど、
Happyエンドのはずなのに嬉しくないっていう展開でショック…(゚o゚;;
他のキャラだと好感度MAXでクリアすると、けっこうほんわか幸せエピソードが
見れてなかなか良かったなぁって思ってたのですけど、
最萌えキャラの裏ありす君が一番残念な気分になるエピソードっていう…
うん、それもわかってて購入しましたから大丈夫です。
Rejetさんだなぁ…って違う意味で楽しんでました(笑)
でもどういうのがRejetさんなのか心当たりがない方は、注意が必要だと思います。
殴ったりはさすがにないですけど、肌を傷つけてくるし、謎の近親展開になったり
裏ありす君のは個人的にHappyエンドとは思えなかったです。
そもそも現実世界エンドっていう名前ついてますし。
それにヤンデレって、執着心が強くてそのせいで病んでしまうことじゃないかなぁ、
裏ありす君はそんなにアリスに執着してくる感じがないんですよね…
最終目的が取って代わりたいっていうのはヤンデレ的恐怖ではなくて
ホラー的恐怖な気がするのですけど。
怖がらせればヤンデレと思ってる雰囲気が感じられます…
ホラー映画からヒントを探すのは、恋愛映画を徹底的に観尽くした後でも
いいのではないでしょうかと、とあるインタビューかブログ記事かで思いました。
ディアラバもそうですけど、Rejetさんはキャラの基本設定はすごく良いんですよね。
ラスボスでヤンデレとかすごく萌える組み合わせです。
世界設定は置いておいて、シナリオはそんな破綻してないし、矛盾も許せる範囲だし
セリフが特別悪いわけでもないのです。
なのに肝心のシナリオの方向性があらぬ方向に飛んでいってしまう傾向なのは
もう残念の一言です…
…いいんです、覚悟してプレイすればちゃんとダメージガード出来ますから…
個人的に超苦手な近親系でも、傷害シーンでも、大ショック受けずに済んだのは、
そういうことしちゃうメーカーさんだって知ってたからなんですよね…
ディアラバシリーズで学びました(涙目)
前情報大事です。
知ってて遊ぶのと、知らずにノーガードで遊ぶのとでは、大きな違いがありますね。

苦手苦手って書いちゃいましたけど、緑川さんの演技とても良かったです。
すごく迫真で、世界観に合ってて、優しくていじわるで、
セリフを深めてくれる熟練した抑揚に惚れ惚れしちゃいます(#^.^#)
ホラー好きの方はより楽しめると思います。
エンディングクリア後のプロフィールご褒美はめちゃ楽しめましたし、
こういう小ネタみたいなセリフはけっこう好きな感じのが多いです。

もうひとつ不思議の国ENDがあるのですけど、ノーマルENDではなくBAD ENDです。
私にとっては裏ありす君はBAD ENDしかないという泣きそうな展開に、
感想まとめるの長いこと放置しちゃってたのですけど、
裏ありす君以外の他のキャラは普通に面白かったですよ。
不思議の国を楽しめますし、現実世界ENDはちゃんとHappy ENDです。
(不思議の国ENDはBADが怖くて回収してないですけど…)
裏ありす君はBAD ENDしかないと思って遊べば大丈夫です(笑)
それに私がBAD ENDと感じてるだけで、他の方にはHappy ENDかもしれないし。

一番好きなシーンは、うーん、会いたかったっていう告白…のお芝居は
ものすごくキュンキュンきましたけど、後でとても悲しくなるので、
ファーストキスかどうかっていう話をありす君として言い負かされるところかな(#^.^#)
食べられるシーンは、感想書けないのが感想です(>_<)
いっぱいあります、いっぱい食べられちゃいます、そしてちょっとだけ食べる…
(食べるとこは個別CDよりは控え目です)
リップ音はもう緑川さんですからさすがのドキドキ感ハンパないですΣ(・□・;)

(まとめ)
ええと、泣き言も入っちゃいましたけど、お値段からしたら
けっこう楽しめたかなと思います。(ゲーム+CDで2100円)
スチルは思ってたより多かったですけど、そんなに描き込まれてないし
あっさりした感じでした。
それと舞台は不思議の国だけど、不思議な体験はあまりしなくて、
不思議の国のアリス』という物語を知っている前提での作品だなぁって
思います。
裏ありす君は続編の『鏡の国のアリス』から来てるんでしょうね。