momo’ blog

─ 緑川光さんの作品などへの感想メインです ─

専門学校講師


今日は緑川さんは専門学校の講師ですね、がんばってくださいませです\(^o^)/

こういう日は緑川さんがご出演されてる『声優道』というDVDを観てしまいます。
髪が短い緑川さんも超カッコいいのです(#^.^#)
内容はけっこう私にとっては衝撃で、観るたびに心が痛むのですけど(笑)
私も中学頃からなりたい職業があって、それこそ高校や大学行かずにそっちの道に
行きたいってぐらい熱をあげてました。
でも当然ですけど親に反対されるんですよね、せめて高校行きなさい、
せめて大学いきなさい、と何度となく話し合ったけど、結局は説得しきれずに
親の望むように大学に行きました。
勉強は好きな方だったし、学びたい分野もあったから、それにやっぱり夢は
というかなりたい職業は親に応援してほしいと思ってたから、
「じゃあ大学行ったら好きな道に行ってもいいのね」という方向に流れました。
ここ、緑川さんにズバン!ってされちゃって、いたた…(>人<;)でした。
でも当時もわかってたことですけど、親を説得出来るほどの材料を
そろえられなかった、というのが一番大きかったです。
緑川さんには、声優という職業がどういうものか、声優になるには
どうすればいいのか、という明確な道が見えていたんですよね。
緑川さんにとっては、青ニ事務所とその養成所という目標があったように、
私にも明確に言える何かを見つけられていれば、と切なくなるんです。
やりたいことがある、でもどこで何をすればいいのかわからない、ていう状況では
それは説得出来ないなぁって、自分でも思ってました。
だからどうしたら自分の進みたい世界へ入れるのか、それをずっと探してました。
古い世界だから弟子入りとか住み込み修行とか、いつの時代って思うような
方法ばかり聞くし(探し方が下手だったのかもですけど)
もう家を飛び出るしかないのかなって悩みながら
いろいろかけまわって、結局たどり着いたのは遠回しなところから
なにかしらのコネを手に入れてそこに潜り込む、という方法になりました(笑)
がむしゃらに頑張ってたら、それを見てくれてた人に運良く拾ってもらえた、
と言う方がスマートでしょうか(笑)
私の感覚的には潜り込んだというのがしっくりくるくらい古い男性社会でした。
同じ業界の違う職種から入って、本命の職種にちょっとずつ、ちょっと強引に
入り込んでいきました。
今やれって言われたらちょっと出来ないかも、当時はものすごい気迫でした。
ここであきらめたら人生終わるぐらいに思いつめてたかも(・・;)
親の言いなりで流された自分を、後でずっと責めることになると思って必死でした。
今では専門学校でその分野の学科があって、就職先も斡旋してくれるという感じで
環境が整ってきてるんですけど、私が学生の時にはそんなのなかったなぁって
でも全員が希望の職に就職できるわけでもないみたいなので、
途中で諦めてしまうくらいの軽い気持ちの人はやっぱり良い大学行って就職した方が
生活は安定するから趣味で好きなことする道もあるよねって、
親の気持ちもちょっとわかったりもします。
でも本気かどうかはやってみないと自分でも実感できないところがあると思うので、
人によって何が幸せで何が正解かはやらないとわからないとも言えるし
とにかく道が見えるのなら行きたい方へ行ってみる、というのは
良いことだと思います。
それで、ええと何を言いたかったかというと、
具体的な道が見えるっていうのは大きいなって、緑川さんが専門学校で
講師をされるのを知るたびに、そうして声優道のDVDを観るたびに、
当時を思い出してなんだか胸が痛くなっちゃうんですよね(>人<;)
遠回りしたから巡り会えた縁もあるし、今の自分を否定してるわけでもない
のですけど、夢はあるのに道がわからないっていうあの時の苦しさは
今思い出してもまだ苦しいなぁって、そんな想いを抱え込む人が少なくなればいいって
本当に思います。
そして大好きな緑川さんが、夢に向かって進もうとしてる人達の力になるために
今日も頑張っていらっしゃるんだなぁって思うと、業界は違うんですけど、
学生の頃の自分が少し救われるような感じがするんですよね…
涙出て来きそうなぐらい胸がじわってあたたかくなります。
緑川さん大好きです、ありがとうございます。

DVDで、いたたってなったところ、親を説得出来ずに流されて大学に行った私は
たしかに意思が弱かったと思います…でも、
その時に自分の気持ちを曲げてしまった辛くて苦しい体験が、
その後の私を強くしてくれたと思います。
失敗も糧にしてがんばるのです。
まさか後になってからこんなふうにゆっくりと傷を癒してもらえる時が来るとは
思ってなかったから、緑川さんは私にとっては本当に大切で大好きで、
ずっと応援してたい恩人です。

という、長い長い自分語りの前置きをしての(笑)、改めて、

緑川さん、専門学校の講師がんばってくださいませです\(^o^)/
お身体にはどうぞお気をつけて…(#^.^#)